こんにちは。Shopスタッフの浅井です。
ヤマトヤ・ワイズカーサで大人気の北欧家具メーカー、 PP Møbler。
先日のイタリア ミラノ・サローネ視察の後デンマークへ行き、工房見学をさせてもらいました。
何世代にも渡り使い続けられる耐久性と、機能性を兼ね備えたPP Møblerの家具。
今回は、生産過程を実際に目で見て触れて、感じてきたことをお伝えしたいと思います。
PP Møblerは家族経営の家具工房。
1953年の創業以来、高品質なデザインの家具を作り出すというゆるぎない伝統を持っています。
写真左がPP Møblerの工房です。熟練の職人たちが実際にここでPP Møblerの家具を製作しています。
工房内に入ると、椅子の笠木やフレームがあったりと、まだ椅子として完成していない途中段階の家具に遭遇。
普段、ヤマトヤ・ワイズカーサで展示している椅子ばかりなので、興奮してしまうくらいたまらない光景です。
PP Møblerの家具は、まず木を乾燥させることからはじまります。
工房の中にスペースを設けて、木を乾燥させています。
長い年月をかけて乾燥させるからこそ、何世代にも渡る日常使いにも耐え得るほどの、耐久性を兼ね備えた家具が出来上がるのです。
写真左はサークルチェアのフレームを製作するための機械です。木を重ねながら円状にしていきます。
パーツをストックする場所も見せてくれました(写真右)。きれいに整頓されていて、組み立てる工程にすぐ取り掛かれるようになっています。
デザイナー ハンスJウェグナーの傑作、ベアチェアの組立工程も見学。
組立の大半は女性の職人が多いということに驚きました。
丁寧に縫製している姿を間近で見れて、手間と時間がとてもかかっていることを改めて実感。
組立の工程は、本当に見入ってしまいます。
機械を使いながら人の手でしっかりと作っていく。
仕上げはしっかりと手作業で行っていく姿勢をずっと守っています。
工房を見学して実際に感じたこと。
それは、PP Møblerの職人たちは熟練かつ革新的ということ。
手作業にこだわり、生産過程をより新しく、そしてより正確に行うことを常に考えています。
常に妥協を許さない職人魂を垣間見る事ができ、やっぱりPP Møblerの家具はすばらしい家具だと心から感じました。
これからも、より多くの人が世代を超えて使いたい家具として選んでもらえるよう、ヤマトヤ・ワイズカーサでおすすめしていきたいと思います。