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PPモブラー、フレデリシア、ベルグ 3社合同セミナーに行ってきました!

こんにちは!スタッフ小西より、神戸で行われた新作発表&セミナーの模様をレポートします☆

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PPモブラー、フレデリシア、ベルグはいずれもデンマークの上質&本物を追及した家具メーカーです。
フレデリシアからは2014年の新作発表が。PPモブラーは貴重な限定モデルの紹介。そして最高級リクライナーを販売するベルグ社からは、仕様の追加や、いかにカスタマイズできるかの詳細情報のお話しがありました。
それら、一挙ご紹介しちゃいますー!!

フレデリシア2014年新作&製品紹介

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No.1(ナンバー1)ソファ

デンマークの近代家具デザイナーのもっとも有名な代表人物の一人、ボーエ・モーエンセンの作品です。フレデリシア社とモーエンセンが出会って初めて手がけたソファで、1955年にデザインされました。2014年モーエンセンの生誕100周年を記念して復刻です!
モーエンセンと言えば高級革ソファのイメージが強いですが、このNo.1ソファはファブリック(布)張り仕様です。
フレームとシート部分を別々の布で張ったり、クッションボタンを革ボタンにしたり・・とオリジナルカラーをつくるのが楽しい魅力いっぱいのソファです。

高品質なコールドフォーム(通常のウレタンよりソフトな座り心地ながら耐久性が高い素材です)を全体に詰めており、しっかりとした安定感がありながら、優しい座り心地の上質なソファ。クラシカルなデザインは、色使い次第でモダンにも、ナチュラルにもOKな上質ソファ、といった印象を受けました。 

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Søborg(ソボルグ)チェア(写真左)と3236チェア(写真右)

ソボルグチェアはフレーム部分も座面も、カラーや素材のバリエーションが豊富な椅子。上のソファと同じく、ボーエ・モーエンセンが1950年にデザインしました。こちらも2014年の生誕100年記念復刻品です。発売を開始したばかりですが、安定した座り心地と優しい表情で、ダイニングはもちろん、デンマークではレストランやカフェにもすでに多用されています。

一方、3236チェアはどちらかというと男性向き、でしょうか・・。広い座面とがっしりした強固なつくり。モーエンセンの代表作「J39」という椅子があるのですが、その改良版といった感じ。シンプルでクラシカル、50年でも100年でも使い続けられるサスティナビリティを持ち合わせる、確かな椅子です。実際に50年以上使っている方がみえるそうで、いまだグラつきもないんだとか。3236様、感服致します・・・。 

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そして今回一番私の心を惹きつけたのは、カラフル・トリニダードチェア!!!なんて美しいのでしょう・・・。
トリニダードチェアは、以前から定番商品としてヤマトヤ・ワイズカーサの店頭にもおりますが、木のタイプとカラーだと印象が全然違いますね~。
デザイナーが女性だけあって、そのセレクトされた色使いもまた、上品で洗練されています。

注目!PPモブラーからのお知らせ

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デンマークの椅子デザイナーと言えば!!

まっさきに名前が挙がるのが、ハンス・J・ウェグナー。彼もまたモーエンセンと同じ今年2014年が生誕100周年です。
これを記念して、PPモブラーからは生産数限定のPP501 THE CHAIR(ザ・チェア)が発売されました。
1960年、アメリカのケネディ大統領が「これこそ椅子の中の椅子、特別な椅子だ!」という意味を込めて「ザ・チェア」と呼んだことで有名になり、その愛称が定着したという伝説的な椅子PP501とPP503。限定発売されるのは、背もたれが籐巻きのタイプのPP501。発売当初のオリジナルモデルと同じ形です(現在は無垢材のみの背もたれです)。ウェグナーが最も愛した樹種オーク材のソープ仕上げと、PPモブラーが最初にこの椅子を製作した時の樹種であるアッシュ材のソープ仕上げ、それぞれ限定100脚の発売です。世界中で100脚ですからね、これはもう早い者勝ちです!生誕100周年の記念するバープレートもついてきます。

ベルグ社の最高品質リクライナー

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ベルグ社は、デンマークの最高級リクライナー製造メーカーです。なんと!!オールハンドメイドの製品づくりをしています。一番の特徴は、「快適な座り心地」と「耐久性」!そしてハンドメイドだからこそ、革・布・ステッチの色・ベースの色など、自由度高くカスタマイズできてしまいます。
レバーやボタンが表に出ない、美しく洗練されたデザインは、自宅のリビングに置いても絵になりますよね~。
また人間工学に基づいて考えられている設計は、リクライニングする際に体圧を腰から背中全体に逃がし、身体に負担がかからない寝姿勢を実現してくれます。
快適~。私の場合、これがリビングにあったら、間違いなく!!寝落ちます・・・。
お店に展示がありますので、ぜひとも座って頂きたいと思います。

最後に

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3社の製品について説明してくださったトーベンさん(丸の内店マネージャー中村&わたくし)。
春先のデンマークPPモブラー工場見学でもお世話になりました。

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みんな真面目にものづくりをして、少しでも良いものをユーザーの方に届けようと真摯に頑張っているメーカーです。改めて、そのことを実感しました。
これからも、その価値と素晴らしさ、職人の想いをみなさんにしっかりお伝えしていきたいと思います。
そしてまずは椅子1脚から、ぜひ上質な家具を使ってみてください。きっと「心豊かな暮らしってこれか~」と実感頂けるはずです!

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