こんにちは。スタッフ水野です。
9月末に東京青山のフリッツ・ハンセン社に行ってきました。全国のフリッツ・ハンセンの正規代理店のスタッフが集まり、ミーティング&勉強会が行われました。
お出迎えしてくれたのはカラフルなセブンチェアやアントチェアたち。ここで勉強会や今後のイベント、新商品の説明など1泊2日で学んできました。
スライド資料でフリッツ・ハンセンの歴史、商品など再確認!
(一部紹介)フリッツ・ハンセンを語るうえで外せないのがアルネ・ヤコブセン。有名なエッグチェア、スワンチェア、ドロップチェアは1958年にコペンハーゲンのSASロイヤルホテル(現ラディソン・ブル・ロイヤルホテル)のためにデザインされましたが、来年で60周年になることや、エッグチェアなどの縫製は昔も今も変わらず職人による手作業であることなどを再認識。
椅子に座っての講習ばかリだといけないということで、今回はアクティブに街中へ!途中のショップに特別に展示された新商品で説明会。健康的で飽きさせない工夫で楽しく講習できました!
はじめは、【ロオソファ】が登場!ハイメ・アジョンが2013年に発表したロオチェアがソファになりました!デザインの曲線と遊び心溢れるカラフルな表現は変わらず!
ワンダーウォールの片山正通氏が店舗デザインしたことでも知られるBLAMINK(ブラミンク)へ移動。店内には片山氏も好きなポール・ケアホルムのPK31ソファなどが実際に納入されている店舗です。
入り口では、2017年に復刻されたアルネ・ヤコブセンデザインの【オクセン】がお出迎え。ヤコブセンといえば、スワンやアントといった有機的で柔らかいフォルムの印象が強く、1966年に発表した時にはまわりを驚かせた商品だったようです。オクセンはデンマーク語で「雄牛」を意味します。その名の通り大きくて、力強く存在感があります。傑作でありながら、あまり注目されなかったオクセン。復刻したことによりデザインファンからの熱い注目を浴びそうです。
ブラミンクの2Fへ移動。ここではベルベットをまとった特別なセブンチェアが登場!
ベルリンに拠点を置くファッションブランドlala Berlin(ララ ベルリン)の創設者レイラ・ピーデシュがセブンチェアをアレンジしたモデルです。lala Barberryカラーのフロントパディング仕様と、lala Caspianカラーのフルパディング仕様およびドットスツールで構成されます。脚も張地に合わせたパウダーコーティングに仕上げられています。
次は、フラワーアレンジで知られる、nicolai bergmann(ニコライ・バーグマン)へ移動。実際にカフェスペースで、ドロップチェアやリンチェアなど実際に納品されている店舗です。
ここでは【グランプリチェア】と【グランプリテーブル】がお出迎えしてくれました。
グランプリチェアの60周年を記念してグランプリテーブルが復刻します。グランプリチェアのウッドレッグと共通のデザインで当時のオリジナルより脚が太く安定感が良くなったとのことです。グランプリチェアもウッドレッグの価格が見直されお得になっているので、ぜひ一緒にそろえて頂きたい美しいセットでした。
ショールームに戻りスライド資料の説明と、革のワークショップなども行われました。
そして新たにフリッツ・ハンセンのアクセサリー・小物として【オブジェクツ】の販売も開始となりました。それぞれの説明なども行われました。ハイメ・アジョン、セシリエ・マンツなどフリッツ・ハンセンを代表するデザイナーが作るオブジェクツもまた空間をより良く演出するスパイスになりそうな魅力的な商品が多くありました。
1泊2日でフリッツハンセンの歴史、世界観に改めて魅力を感じ商品の魅力を再認識してきました。今後も皆様にフリッツ・ハンセンの商品の魅力を伝えていきたいと強く感じる東京出張となりました。
フリッツ・ハンセンの実際の商品やオブジェクツもYMAMATOYA Y’S CASA/Y’S CASA STUDIO/SIRQ by Y’S CASAの各ショップで実際に体感できます。(展示商品は各店舗で異なります)今回紹介した新商品の展示・販売もしていますので、新製品情報やブログなどもチェックしてくださいね!