年に一度、世界中の素晴らしい家具・照明・カーテン・キッチンなどが一堂に会すインテリアの祭典「ミラノ・サローネ」。
2014年もイタリア・ミラノで開催され、世界中の人が今年のトレンドを一目みて感じようと集結しました。
ヤマトヤ・ワイズカーサも、毎年このすばらしい祭典を実際この目で見て感じる為に、イタリア ミラノへ飛び立っています。
2014年の世界のインテリアの動向を、サローネの会場の様子とともにご報告いたします。
2014 フィエラ・ミラノ
イタリア、ミラノで毎年4月に開催される国際家具見本市「サローネ・デル・モービレ・ミラノ(通称ミラノ・サローネ)」。世界中からデザインとインテリアに携わる人々が集まり、ミラノ中がお祭り騒ぎになる、世界最大規模の祭典です。
世界各国から、ミラノ・サローネ会場内及びミラノ街内の各エリアで行われる展示会場に訪れる人は、実に100万人規模だとか。本当に人、人、人、、、で、とても驚きました。
メイン会場の「フィエラ・ミラノ」は大賑わい。限られた時間、とにかく広い展示スペースをどこから見て回ろうか・・・。
最初に入ったKartell(カルテル)のブースはとにかくGOLD!きらびやかな洗礼を受けました(写真左)。写真中はイタリアのMolteni&C(モルテーニ)。写真右はvitra(ヴィトラ)ブース、イームズのアルミナムチェアが色鮮やかに並びます。
ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナチェアなどで知られるKnoll(ノル)のブース(写真左)。Cassina(カッシーナ)を代表するマラルンガソファ(写真中)は極上の座り心地です。ガーデンファニチャーの世界最高峰Dedon(デドン)、今年は白を基調とした爽やかな空間を演出していました(写真右)。
写真左はpoltrona frau(ポルトローナ フラウ)のソファ。イタリアで1912年から続く老舗高級メーカーです。写真中は当店おなじみUSM。今年のUSMブースは黒一色。新しい天板の種類などいろいろお話を伺いました。MAGIS(マジス)のブースはすっきりとした印象で家具の彩りが映えます(写真右)。
写真左より、lapalma(ラパルマ)、driade(ドリアデ)、MOROSO(モローゾ)のブース。発色の良い色が多くみられ、アーティスティックな印象です。
B-LINE(ビーライン)のおなじみボビーワゴンは、パーツごとに壁に展示されていました(写真左)。CARLHANSEN & SON(カールハンセン&サン)のYチェア。デザイナーのウェグナー生誕100周年記念で、ポールスミスとコラボしたチェアクッションが鮮やか(写真中)。イタリアの有名ベッドメーカーFlou(フルー)はディスプレイや色使いが絶妙でした(写真右)。
Living Divani(リビングディバニ)のソファはピエロ・リッソーニのデザイン(写真左)。イタリアで美しい木製家具と言えば「PORADA(ポラダ)」(写真中)。モダンでシンプルなデザインが特徴の「Poliform(ポリフォルム)」の壁面収納(写真右)。
ほかにもさまざまなスタイルのインテリアスタイルが大集結していました。
今年は偶数年として、キッチンやバス・トイレの水回りのブースがありました。日本のキッチンスペースとはかけ離れた美しい世界に圧倒されました。家電はすべてビルトインが基本。どこまでも美しく機能的であり、無駄がないデザインです。
家具屋らしく、構造や使っているパーツなど細かな部分もチェックしてきました。世界の一流メーカーは、表に見えない部分にまで徹底したこだわりぶりで、とても勉強になりました。
ほかにもたくさんのブースを回り、足が棒になるまで歩き続けてたくさんのインテリアとデザインを見てきました。
いやぁ、インテリアでおなかいっぱいとはまさにこのこと!
本当にたくさんの事を吸収した貴重な体験でした。お話したいことがまだまだありますので、続きは次回に。
vol.2ではメイン会場を飛び出して、ミラノ街中で行われている展示の模様をご紹介します。
街中が盛り上がっているので、ミラノ街の展示もとてもおもしろいです。
次回も是非ご覧くださいませ!!