第9回を迎えたアートギャッベ展のレポート。毎日たくさんのお客様にご来場頂きました。
1日目
さすが初日!1枚でも多くのアートギャッベから自邸にぴったりの1枚を選ぼうと、本日は開店前より多くの方が心待ちにして並んでいただきました。
注目は希少性の高い”ザクロ”のアートギャッベ。どんなお客様が射止めるのでしょうか・・
2日目
今日はとっても可愛いお客様も来てくださいました!連日の大盛況です。
そして本日お求めいただいた方の笑顔がこちら。ご家族みなさまでこのアートギャッベの上でたくさんの想い出をつくってくださいね。
3日目
今回アートギャッベ展では、あたたさを“体感”していただけるよう、ホットカーペットをアートギャッベの下に 敷きこんだ体感スペースを設けてあります。
思わず、 「あったか~い!」 と声をだしてしまう、心も体もあたたまる心地良さ。
さっそく、こんな可愛いお二人にも体感してもらいました。とってもあったかくて気持ちがいいね♪
そして本日ご成約頂きました笑顔のお届けです!
とってもきれいなイエローのアートギャッベの上で思わずニッコリ!ご家族の思い出の数とともに、ご自身の手でヴィンテージに仕上げてくださいね!
4日目
さて今日はアートギャッベの文様の由来についてのお話。
アートギャッベは元々嫁入り道具として織られ、その後、その二人の間にお子様が誕生した際、また住居であるテントを新調した際など大切な人生の節目で織られてきたものになります。したがって、そこに想いを込めて織られる文様は母親の愛情が表現されています。
そこで今日は代表的な文様の意味についてご紹介します。
大人気のパッチワーク模様!文様がたくさん!ところどころにある菱形は『メダリオン』と呼ばれ“魔除け”の意味を持ちます。
そして『四角』の文様は“幸せを呼び込む窓”を表しています。
こちらは人気の『生命の木』、“家族の健康や長寿” ”子供の健やかな成長”を表しています!
こちらにはシカさん!『シカ』は“家庭円満”の象徴です。これはシカの母親が子供に寄り添って子育てをするところからきています。
このようにイランのカシュガイ族の女性たちは山に囲まれ、電柱も看板もない大自然の中で過ごしながら、日々の生活の願いや幸せへの祈りなどを織りあげているのです。場所はイランと日本で遠く離れてはいますが、家族を思う母親の愛情はしっかりと通じ合っているからこそ、その想いに魅かれるのですね!
5日目
通常定休日となっている水曜日ですが開催期間中のため特別営業となった5日目。今日もたくさんのご来店をいただき、ありがとうございます。
本日も素敵なアートギャッベがお嫁入りしました。とっても落ち着いた深い赤のアートギャッベ。
京都からご来店のH様は遠方まで何度も足を運び、ずっとずっとアートギャッベを探されていたそうです。
サイズも赤の深みのあるトーンもイメージにピッタリ!運命の1枚をお選びいただきました。H様、お遠くからのご来店ありがとうございます。末永くご愛用くださいね。
さて、今回は特別に『100年もののオールドギャッベ』を展示しています(非売品)。
だいぶ傷んではいますが、イランのゴツゴツとした岩山での遊牧民の生活の中で、100年も使用され続けたこのオールドギャッベ。触るとクタクタなくらいしなやかで、家長がいつも座っていただろう場所のみ毛足が削れ、とても味わい深い風合いとなっています。
普段、40~50年もののアートギャッベはよく見かけますが、100年物となると滅多にお目にかかることはありません!
是非この機にご覧ください。
6日目
あんなにたくさんあったアートギャッベの山がかなり低くなってきたため、本日、急きょ追加分を入荷致しました。
良い柄&良いカラーがたくさん入ってきました。明日ご来店のお客様はラッキーかも!!
7日目
今日もかわいいお客様が来てくださいました。天使のようなニッコリ笑顔にとっても癒されましたよ。
さて、こちらは早速納品させて頂いたお客様のお宅のお写真。めずらしいサイズの大きな正方形ですが、サイズも色柄も空間にピッタリです。窓からの陽の入り方も大きな生命の樹にかかってとても綺麗で、奥様も大満足でした。
8日目
本日はアートギャッベの”応急処置講座”を行いました。
日本でただ一人の手織り絨毯クリーニングの専門家である、追分敏彰先生による講座は大盛況!!
全2回の公演にはこんなに大勢の方にお集まりいただきました。アートギャッベの気持ち良さを体感しながらの、初開催のメンテナンスのミニ講座。ご参加いただいた方、本当にありがとうございます!
今回は手織り絨毯専門クリーニングのスペシャリストから直接、アートギャッベを永く愛用していただくための普段のアートギャッベのお手入れ方法や、生活の中で起こりうる『あ゛‼』という時の応急処置方法を、実演を交えながらレクチャーしていただきました。
ワインやコーヒーなどをこぼした時は、本当に身の回りにあるトイレットペーパーやティッシュ、塩、スプーンなどで応急処置ができるということで、みなさん興味津々!
万が一汚れてしまったときは慌てず、なるべく擦らず、迅速な応急処置を施すこと、そしてその先は速やかにプロのクリーニング師の方に任せること。いつ・何の汚れかが解るとより綺麗な状態に戻りやすいということです。
本当にいいものは、正しいメンテナンスをすることで永く愛着をもって使い続けることができます。
アートギャッベ・ペルシャ絨毯など、手織り絨毯のメンテナンスに関してご不明な点は、ワイズカーサのスタッフまでお尋ねください。
より永く使っていただくための普段のメンテナンス方法はもちろん、クリーニングや汚れに対する対処方法のご相談もお受けします!
最終日
9日間にわたって開催してきた「想いを紡ぐ アートギャッベ展」。最終日を迎え本日も素敵な笑顔とこんにちは。
期間中は、毎日こんな素敵なたくさんの笑顔に出逢うことができました。
そして今日もたくさんのお客様が運命の1枚に出逢い、とっても幸せそうな顔でアートギャッベを抱えてお帰りになる姿が印象的でした。
それぞれのご家庭でアートギャッベが家族が集まる癒しの場所になると思うと、私たちスタッフも、きっとこのアートギャッベを織った織子さんも本当に幸せな気持ちになります。
お手入れをしながら、ご自身でアンティークに育てていく感覚でこれからも末永くご愛用下さい!